育児や仕事に追われて、「なかなか料理にかける時間が無い」「いつも同じようなメニューになってしまう」「家族のために簡単に本格料理を作りたい」そう思っているお母さんは多いのではないでしょうか。
そこで私がおすすめしたいのは、電気圧力鍋での時短調理です。
電気圧力鍋は圧力鍋よりも初心者には使いやすく、具材を切って、調味料を入れて、スタートボタンを押すだけ。とっても簡単に本格料理が作れるんです。
”メイン料理を時短で作りたいとき”、”あともう1品欲しいなというとき”、大活躍間違いなしです。電気圧力鍋の購入に迷っている方は、是非読んで頂きたいです。
電気圧力鍋と圧力鍋の違い
電気圧力鍋と圧力鍋の違いは以下の通りです。
電気圧力鍋 | 圧力鍋 | |
写真 | ||
火加減の調整 | ◎なし | ○あり |
安全性 | ◎自動調理 | △使い方によっては危険 |
調理中の音 | ○静か | △おもり式は大きめ |
調理中の立会い | ◎不要 | △必要 |
設置スペース | △電源の近くに設置必要 | ◎不要 |
本体価格 | △高価格 | ○低価格 |
私は電気圧力鍋と圧力鍋、どちらもフル活用しています。
電気圧力鍋は設置スペースが必要になるため、5人家族ですが、3Lタイプの比較的コンパクトなものにし、時間が無いけど1品おかずを増やしたいなという時に、主に使用しています。
また、圧力鍋は5.5Lの大容量タイプものを活用し、カレーやシチューなど10皿分くらい大量に作りたい時に使用しています。
電気圧力鍋でも圧力鍋でも大容量サイズだと、作り置きにも便利です。
電気圧力鍋を選ぶ上でのポイント
家族構成によって、容量を選ぶ
3人家族以上の方は、3L以上の容量のものがおすすめです。大家族で大量に作りたい方は、より大きめのものを選ぶと良いです。
ただし、容量が多ければ多いほど、本体も大きくなりますので、設置スペースや使用頻度などを考慮して選んだ方が良いですね。
調理可能なメニューの豊富さ
「いつもと違うメニューを簡単に作りたい」「いつも何を作ろうか迷ってしまう」方は、自動レシピの数が多いものを選ぶと良いと思います。
私は、自分で一から作るよりも美味しく出来上がるので、肉じゃがはいつも自動レシピモードで作っています。
また、レシピモードでなく、調理モードにも”無水調理”、”低温調理”、”蒸す”、”煮る”、”炒める”など色々な種類があります。レシピブックが付属しているものや、検索して簡単にメニューが出せるものもあり、レシピモードと同じくらい簡単に使いこなせますので、使いたい調理モードがあるものを選ぶと良いです。
予約・保温機能の有無
外出前に予約ボタンを押して、帰ってきた頃に出来たての料理が食べられたら最高ですよね。
指定した時間に合わせて料理を作ってくれる予約機能や、料理の温め直しが出来る保温機能がついている商品が多数あります。
商品によっては、予約調理が炊飯のみしか対応してないもの、2〜3種類の自動調理モードしか対応してないものなど、まちまちですので、予約機能を使い倒したい方は事前にしっかり確認してくださいね。
保温機能は大半の商品についていますが、最大稼働時間が24時間のものもあれば1時間のものもあり、商品によって異なります。こちらも事前にしっかり確認してください。
お手入れがしやすいかどうか
電気圧力鍋のフタは、大きくスライド式かプッシュ式かによって分かれます。プッシュ式だと片手で簡単に開けることができ、フタの置き場所を確保する必要もありませんが、スライド式よりはお手入れがしにくい難点があります。
また、電気圧力鍋は重さもそこそこあるので、フタ以外にも蒸気口パーツやゴムパッキンなど、取り外せて丸洗いできるものが便利です。
取り外し自体が面倒だとお掃除が嫌になったり、そもそも使わなくなったりしてしまうものです。各部品の取り外しが簡単にできるかどうかも、事前に確認する必要があります。
人気3大メーカーの電気圧力鍋を徹底比較
人気3大メーカーであるT-fal、シロカ、アイリスオーヤマの電気圧力鍋を比較しました。3人家族以上を想定した大きさの圧力鍋をピックアップしています。
メーカー | T-fal | シロカ | アイリスオーヤマ |
商品名 | ラクラ・クッカー CY3501JP | おうちシェフPRO SP-5D151 | ヘルシープラス+ KPC-MA4 |
写真 | |||
調理容量 | 3L | 3.5L | 2.6L(満水4L※) |
本体サイズ(cm) | 幅26×奥行き28.5×高さ28.3 | 幅27.5✕奥行き34.5✕高さ28.7 | 幅32×奥行き33.4×高さ23.2 |
自動レシピ数 | 3種(カレー・肉じゃが・角煮) | 100種 | 80種 |
調理モード | 10種(圧力・無水・低温・蒸す・煮る・炒める・発酵・白米炊飯・玄米炊飯・温め直し) | 12種(低温&圧力・圧力・無水・低温・スロー・蒸す・炒める・発酵・糖質オフ炊飯・炊飯・温め直し・温度調理) | 9種(圧力・無水・低温・蒸す・発酵・炊飯・温め直し・温度調理・グリル鍋) |
予約機能 | ○最大12時間 1時間間隔で設定可 | ○最大15時間 | ○ |
保温機能 | ○自動保温24時間 | ○自動保温12時間 | ○最大12時間 |
フタの形状 | スライド式 | スライド式 | スライド式 |
お手入れ | お鍋フッ素加工・パーツが少なく手入れ簡単 | 各パーツ外せて丸洗い可 | お手入れモード搭載(30分煮沸洗浄) |
商品価格(税込) | 約16,000〜23,000円 | 約32,780円 | 約14,500円 |
※満水容量とは、容器に水をいっぱいに入れた時の量(グリル鍋としても使用できるため、参考までに追記しています)
使いやすさ重視の方は、ラクラ・クッカー!
私の愛用中の電気圧力鍋はラクラ・クッカーです。初めての電気圧力鍋で購入しましたが、操作もシンプルで、手入れもしやすく、とても使いやすいです。
レシピ型内蔵ではないため、オートメニューは3種と少ないですが、購入時に80種のメニューが記載されたレシピブックが付属されているため、アレンジ料理が不慣れな私にとっても、色々な種類の料理が簡単に作れてとても重宝しています。
基本的に、調理モードを選んで、時間を選択するだけなのでとても簡単ですよ。
こちらはラクラ・クッカーを開けた写真です。シンプル構造で、フタ裏のゴムパッキンも簡単に取り外せてきれいに洗えます。
こちらは上述したレシピブックです。肉・魚介・野菜・カレー・スープ・ご飯もの・麺・豆腐・茶碗蒸し・デザートなど色んなジャンルのレシピが載っていますよ。
また、上記商品に”ベイク”機能やお手入れがラクになる”スチーム洗浄”機能などが搭載され、リニューアルしたモデルがこちらです。
オートメニューの豊富さ重視の方は、おうちシェフPRO!
オートメニュー100種。豊富なメニューが搭載されているため、より簡単でわかりやすく調理ができます。献立選びにも迷わなそうですね。
調理モードも豊富なので、色んなジャンルの料理に挑戦できます。
上記商品のリニューアル前の商品がこちらです。上記商品との違いは、上記商品は操作方法がダイヤル式ですが、下記商品はボタン式となります。
また、ディスプレイも、上記商品は、メニュー番号・メニュー名・材料表示を示してくれますが、下記商品はメニュー番号のみの表示になります。
その分、本体価格はホワイトよりも安いです。多機能な商品が欲しいけど予算を抑えたい方や、操作方法がボタン式でも問題ない方はこちらのタイプもおすすめです。
色は、グレーとダークブラウンの2色展開になっています。
コスパ重視の方は、ヘルシープラス+!
機能性も高く、他メーカーのものと比べて価格も安い。電気圧力鍋としてだけでなく、グリル鍋としても使える2wayタイプなのもありがたいですね。
デザインやマットな質感もおしゃれです。
上記商品のエントリーモデルがこちらです。大きな違いは、自動メニュー数が6種で、操作方法がダイヤル式ではなくボタン式という点です。
他メーカーと同様に、レシピブック(80メニュー掲載)もついていますので、レシピブックを開くのが苦でない方は、こちらでも簡単に調理できますよ。
色はホワイト・カカオレッド・カカオブラウンの3色展開になっています。色を選べるのも嬉しいですね。
ぜひ、皆さんに最適な1台が見つかり、少しでも料理の時間が楽しくラクになることを願っています。
☆⋆。:☽毎日の家事お疲れ様です☆⋆。:☽
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