子供が出したおもちゃやゲーム、学校の持ち物など、なかなかお片付けをしてくれず、ついつい大声で怒鳴ってしまうことってありますよね。
今回は、子供にどうしたらお片付けをしてもらえるようになるのか、
そしてどうしたらお片付けを続けてもらえるか、有効策についてご紹介します。
うちではこんな会話が日常茶飯事でした。
またこんなところに出しっぱなしにして。
早く片付けなさい!!
わかったー!あとでやるよー!
そして10分後・・・
まだ片付けてないの?
今すぐに片付けなさいー!!
いちいちうるさいなー。やるよ、わかってるからー!
そしてどれだけ待っても結局やらず、毎回私が片付ける・・・
うーん、このままだと子供も私もイライラが溜まる一方ですよね。
言い方を変えてみる
早く片付けない子供に対して、何回言えばわかるのか、ちゃんと聞いてるのかなど、沢山のイライラが湧き上がっていると思います。
でも、そのイライラを感情のまま伝えても、子供は全然聞く耳を持ってくれませんよね。
なぜなら、子供の気持ちは、
- いつも怒ってばかりでうるさいなぁ
- 言われなくても出来るのに
- そんなことくらいママがやってくれてもいいじゃん
- いつも僕の悪いところばかり見つけてきて嫌だな
などの感情があるから。
そんな時は、まずはイライラを一度抑えて、言い方を変えてみるといいかもしれません。
例えば、
「こんなところにおもちゃが出しっぱなしになっているね」
「この靴下片付けてくれたら、お掃除しやすくて嬉しいな」
まずは自分自身が冷静になり、見たままを伝える。
そして、子供が恐怖や不安なく、子供の注意を問題に向けさせることができれば、
親の怒る負担もかからず、子供の反抗心を起こすことなく問題が解決するかもしれません。
または、楽しくお片付けできるようにゲーム形式で促すのも良いですね。
うちは男の子なので、競い合うのがとても好きです。
例えば、
「じゃあどっちが早くお片付けできるかママと勝負ね、よーいドン!」
などの言い方で、一人でお片付けが難しいなら、まずは一緒にやってあげることから
始めると良いかもしれません。
少しずつ改善してきたら、
「今日は何分でお片付けできるかな」
などの言い方で、一人でできるように段階的に促してみると良いと思います。
ちなみにうちの子は、お片付けをやる気分が乗らない時は、これが一番効果的ですね。
「よーいドン!」やスタートまで「5・4・3・2・1」の掛け声でスイッチが入ります。
子供が一人で片付けやすいように収納を変えてみる
上述したような、親の言動により恐怖や不安を感じて、なかなか行動ができない子供もいると思いますが、単純に整理整頓の仕方がわからない子もいると思います。
そんな時は、子供自身がお片付けしやすいように、収納をわかりやすく変えてみるのも一つの方法です。
これは、うちで使っている小学校で必要な持ち物をかける収納ラックですが、
元々は本棚の上にランドセルを置いて、体操着や上履きなどは玄関に置くスタイルでした。
ただ、なかなか定着せず、あっちに置いたりこっちに置いたり。
最初は自分で学校の準備をやろうとしていたものの、どんどんやらなくなり、「ママやってー」の始末。
子供一人でも手に届く高さ、わかりやすくできるだけ1箇所にまとめる、試行錯誤した結果うちの子にはこれがベストでした。
このように次の日に持っていく持ち物(ランドセル、上履き、体操着、かっぽう着、手提げ袋など)を一箇所にまとめておくと、子供自身も整理整頓の癖がつき、忘れ物チェックもしやすくなります。
ぜひご参考にしてください。
部屋はできるだけ、常日頃から整理整頓しておく
毎日仕事や育児に追われていると、なかなか部屋を片付けたくても片付けられない日があると思います。
ただ、部屋が散らかっていると、「別に1つくらい置きっぱなしにしてもいいや」という気持ちが生まれ、ついつい面倒なことは後回しにしてしまうものだと思います。
子供も大人も一緒ですよね。
なので、少し手間がかかっても、部屋を綺麗に片付ける癖をつけましょう。
まずは少し意識を変えるだけで良いです。
「明日やればいいや」と思ったことを、1つだけ今やってみてください。
少しの頑張りが、子供を注意するエネルギーを最小限に、子供の反抗心も最小限に抑えられるかもしれません。
☆°今日も1日お疲れ様でした☆°
コメント