「親の話を聞かない」「親の言うことを聞かない」「返事をしない」などの子供の行動に悩んでいる親御さんはとても多いのではないでしょうか。
毎日切り盛りしているお母さんからすると、子供がダラダラしてたり、スッと動いてくれないとイライラが溜まっていきますよね。
私もそうです。なぜ、何回も言っているのに聞こえないか、聞こえないふりをしているのか、毎日のようにイライラしていました。
うちでは小1の長男と、こんなやりとりが日常茶飯事でした。
もう○時だよ。学校に行く時間じゃないの?
・・・(テレビに夢中で無反応)。
ねー。人の話聞いてるの?
・・・(まだ無反応)。
ママがテレビをブチッと切る・・・
もー。やめてよ〜!テレビ見てるんだから〜!!
リモコンの奪い合いに発展・・・
こんなやりとりが毎回発生していたら、親も子も朝からしんどいですよね。
こうならないように、話を聞いてくれない子供への有効策を順を追ってご紹介していきます。
話を聞いてくれない原因を把握する
まずは、話を聞かない子供の気持ちを考えてみましょう。
・良いところなのに、ママはうるさいなぁ
・また、ママがガミガミ言っている
・時間に気付いてはいるけど、何とかなるさ
・(ママの声に全く気づいていない)
などが考えられます。
ぜひ一度、冷静になって、お子さんに”ママの話を聞いてくれないのはなぜか”聞いてみてください。原因を把握することで対策がいくらでも打てます。
話を聞かない原因が、何かに夢中になっている場合
例えば、テレビやゲームなどに夢中で話が聞けない場合は、その原因を一時中断させることが大切です。目と目を見て話すことで、子供とのコミュニケーションが出来るからです。
上述したように、感情的になって、テレビをブチッと切るのではなく、まずはイライラを抑えて冷静に理由を伝えた上で、原因をシャットアウトするようにした方が良いです。
また、テレビやゲームなどは時間を決めると良いですね。朝の忙しい時間は、テレビをつけるのは7時までにするとか、そもそもテレビはつけないとか。
うちでは朝はニュースと決めてから、だいぶ改善されました(笑)。
ゲームの場合は、1日30分までなど時間を決め、その場合はなぜ30分なのか理由も子供に伝えると良いです。
一方的に時間を決められ、理由もわからなければ、子供はその場の楽しさを重視する傾向にあります。親と子供と一緒に時間を決め、納得したルールを決めてから遊ばせることをおすすめします。
話を聞かない原因が、親にある場合
例えば、「ちゃんと聞いてる?聞こえないの?」と何度も言われることが嫌で、あえて聞かないようにしている場合は、親の伝え方を変える必要があります。
どんなにこちらがイライラしていても、子供に不満を言ってしまうと、余計口うるさく聞こえてしまいますよね。
対策としては、
・命令口調で言わず、「話を聞いてくれると嬉しいな」などとアイメッセージで伝える
※アイメッセージとは、”私”を主語にした表現のこと。対となるユーメッセージは、相手に対して命令・攻撃するニュアンスが強くなります。
・要件の前に、「ちょっと話を聞いてくれるかな?」と話を聞く体制にさせる
上記どれか1つでも、お子さんに刺さるものがあれば嬉しいです。
親も話を聞く体制が出来ているか確認する
まず自分自身が子供の話をきちんと聞く体制が出来ているか振り返ってみてください。話を聞いてくれないお母さんの話は、子供も聞こうと思ってくれないからです。
日々、家事に仕事に、また複数お子さんがいる場合は、下の子の面倒に時間を取られがちで、上の子の話をきちんと聞き取ることが難しい日もあると思います。
ほんの一瞬でも、何かやっている手をとめて、しっかり目を見てコミュニケーションを取ることや、寝る前の30分はこの子タイムにしようなど、自分の中で子供1人ひとりとしっかり話ができる時間をあえて確保するように努力することも大事だと思います。
話を聞いてくれた時は褒める
今までなかなか話を聞いてくれなかった子が、しっかり話を聞く体制になってくれた時には、話をする前に一言、「話を聞いてくれてありがとう」と伝えることも効果的です。
何かイライラすることがあったとしても、一言褒め言葉を伝えるだけで、親も子も穏やかな気持ちで、話が進められると思いますよ。
ぜひ、お試しください。
☆°今日も私たちよく頑張りました☆°
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